
料理の味は気候や風土によって変ってきます。中国料理は「身体に良い物をいかに美味しく食べるか」が大切。例えば、四川料理では盛りつけた料理の周りに油が浮いて見えていないと失敗ですが、広東料理では油が見えていると失敗と正反対である上、揚げたものを一度蒸して、油を落す作業を行うくらい油を感じさせない調理法。湿気の多い四川では様々な調味料を使います。中でも辛さは必需品、発汗・代謝促進・活力・食欲を促す大切な物となっています。大龍では、この『醤』作りに「時間」と「手間」をたっぷりとかけ、調味料を入れる順番などにもキチンとこだわり、そしてそれぞれに温度と時間をさらにかけています。決して手を抜かずに仕上がった『醤』は、陳建民先生が四川料理を日本で始めるにあたり、まず最初に作ったくらい大切で、ほんの少しで何ものにも変えられない価値があります。料理作りに大きな効果を発揮する、商品作りにはなくてはならないすばらしい物なのです。
